本日ご紹介するのは、

松井様のZ1000J

 

Z1に代わり、

'80年代をリードしたZ第2世代

Z1000Jは、

北米AMAや

欧州世界耐久選手権での

レーサー･ベース車両

 

世界最大のマーケットである

アメリカで、

沢山のアメリカンGPライダー

を育んだZ1000J

 

「キミのマシンでも勝てるカモ」

のキャッチ･コピーで、

草レース然とした

「オープン･プロダクションRACE」

のレギュレーションにて、

外観上は市販車に

ゼッケンを着けた状態で走る

ノーマル･スタイルのレースが、

1973年に

カリフォルニア州モントレー

ラグナセカでスタート

 

AMA傘下のレースに組み込まれ、

1976年から

「スーパーバイク･プロダクション」

として、

市販車がサーキットを暴れ回る、

市井のライダーを興奮の坩堝に

陥れる、

熱いレースがスタート

 

空冷ユニットの限界性能を追求し、

レースに勝つ事を目的に仕立てた、

ニュー･エンジンZ1000J

 

カワサキはZ1000MK2をベースに、

レース用のZ1000Jを、

1年で仕上げる事に成功

 

只今Z1000J

ステージ4納車整備にて、

Z1000Jエンジン腰上からの

分解整備中

 

車体から見直されたボディーは、

コンパクトに仕上げられ、

太くなったクランクに、

フローティングマウントされた

エンジンは、

名チューナーである

ロブ･マジーの期待に応える、

無頼の耐久性能を発揮する事に

 

USカワサキとUSホンダが

凌ぎを削る、

AMAスーパーバイク･チャンピオン

の栄冠は、

ローソンがライディングする

KZ1000Jにて、

カワサキがその手に

 

その栄誉を称える記念モデルが、

カワサキ･ライムグリーンの雄、

Z1000Rである事実は、

80'Sカワサキを知る者にとって、

Z1000Jが如何に名車であるかを

裏付けます

 

松井様、

Z1000Jで走る、

胸踊る公道をお楽しみに～

記事一覧に戻る