本日ご紹介するのは、

大竹様のCB750FOUR

バイク屋ホンダが「走る実験室」と称した、

「浅間火山レース」や「マン島TTレース」、

「世界GPロードレース」での活動

その目的はレース活動で得た技術を、

市井の市販車へフィードバックする事であり、

高性能化によって販売台数を伸ばす事

1960年代に於ける二輪の、

世界の一大マーケットであるアメリカでは、

その殆どが名門英国製マシン達が占めていた時代

1966年の世界GPで、

史上初の5クラス完全制覇を成し遂げたホンダでも、

当時販売したDOHCツインCB450では、

それらに太刀打ち出来ませんでした

英国産650cｃツインに性能で優っていてもダメなら、

それを超える750ccマルチの発想は、

必然

しかもそれがホンダGPマシンを彷彿させる4気筒ならば、

尚更ですよネ～

市販車であるトライアンフやBMW、

ハーラーには無い、

大排気量4気筒

しかもフロントにはディスクブレーキまで奢られているなんて、

ライダーにとって正に夢のマシン

只今CB750K4ステージ4納車整備にて、

CB750K4エンジン腰上からの分解整備中

当時市販車として、

量産性と整備性を練りに練られたCB750FOURも、

エンジンの整備性に関しては後続のZに一歩譲ります

CB750FOURシリーズのエンジン整備は、

腰上も一度車体からエンジンを降ろしてあげなければなりません

実際はとても野性的でダイナミックな乗り味が自慢のCBですが、

整備に関してはコト慎重さを求められます

あの有名なCBの野卑で獰猛なエキゾースト･ノートは、

手間暇かけた地道な整備を経て、

初めて発揮されるモノ

尊いです

大竹様、

CB750K4の力強い走りをお楽しみに～